20年間一緒にいたメモ帳

『っつうかさ…メモとかとらなくて大丈夫なの? 忘れそうならメモくらいとりなよ』

ちょうど今から20年前、駆け出しデザイナーの僕が社長に言われたセリフである。

笑顔と元気だけで、さほどデザインのセンスも高くなかった僕は、お客さんの前でも先輩の前でも社長の前でも話すことばかりに気を取られて相手の話している意図を汲み取るのが下手くそだったのだ。

20代の自分

人が話している内容を感覚だけで思い込んでしまうクセが昔からあった、そんな僕を育てようと社長が言ってくれた言葉だったが、当時の僕はその言葉にショックを受けていたのだろう…だから今でもこうやって文字に起こすことができるのだから。

とは言っても、ノリだけで汲み取ったつもりじゃダメなんだ、デザイナーって言うのは冷静に相手の話していることを聞いて記憶して後日見返してまた考えることが大事なんだ、という自分なりに解釈し、ちゃんとしたメモ帳を買って使おうと心に決めた。

銀座の伊東屋で生まれて初めて買った革のメモパッド。

あれから20年、仕事を覚えるために使っていたはずのメモ帳は、仕事を忘れないためのメモ帳として今も僕の生活を支えている。

ただ…もうボロボロなのだ……

このメモ帳を新調するべきなのか…使い続けるべきなのか…本気で迷っている今日この頃。

誰か助言をいただけると嬉しい。

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