束の間の休みで一瞬の癒やしを求め、我々は伊豆へと向かった。

東伊豆は稲取にある伊豆アニマルキングダム、旧伊豆バイオパークが2010年にリニューアルをし約60種600匹の動物たち+遊園地が合体したテーマパークである。

中に入ってすぐウォーキングサファリがあり、様々な動物たちが共存しているサファリの中を歩いていくわけだが、要所要所にエサが販売されており動物たちに与えることができる。
ここでビビっている子どもたちに見本を見せてやろうとダチョウにエサをあげた私は、思いっきり指ごと食われ、内心子どもたちよりビビっているがそれに関しては割愛しよう。
ふれあいコーナーもあり、今はコロナの影響で残念ながらふれあいができない状況だが、間近でエサを与えることはできるようだ。

さてさて、動物はもちろん楽しかったのだが、私が何より食いついてしまったのは遊園地の方で、写真からも察していただけるとは思うが、恐ろしいくらいの昭和を感じられる景色なのである。
今年としまえんも閉園してしまい、自分たちの記憶に残っている昔の遊園地やデパートの屋上遊園地の風景は本当に記憶の中のものだけになりつつあり、切なさを感じてる今日このごろ....記憶ではなくガチで残っている遊園地がココアニマルキングダムには存在していたのだ。

こういう「展望レストラン」すらキュンキュンするくらい懐かしさを感じる、いったいこれのどこが懐かしさを感じさせてくれるのだろうか....子どもたちが遊んでいる傍らそれについてずっと考えているのだが、、懐かし要素は大きく3点から感じることができるのがわかった。
建物のインテリア・素材・色、そして看板のフォントである。
昭和時代にやたらと多かったオレンジ色の床タイル、そしてガラスに貼られた黄色いカッティングシート、ただのゴシック体に若干斜体をかけた当時は洒落て見えた看板。
なるほど....これだ、もうすぐ日本から消えてなくなるであろう景色を拾い集めるように写真に収めまくる私、なんだかそのうちブログで昭和写真特集でもやりたい気分だ。

長年動き続けてきた『お城の消防隊』も現役で動き続けているのがすごい....

この中の人達の表情....可愛さに奇妙さが入り混じった雰囲気もまた昭和ならではの懐かしさのポイントなんだろう。

そしてあまりの興奮にピントもトリミングもできていない写真で申し訳ないが、開かずのゲームセンター...その名も『ドッポン』楽しい響きのはずがなぜか恐怖すら感じるネーミングである(笑)

あの中に入ったらドッポンだぜ!?
っとわけのわからないフレーズで子供を怖がらせるしょうもない親。

中に入れなくてもいい、むしろこの寂れた建物を眺めるのがアトラクションである。

これもまた昭和の芸術だと思う、小さなときからメリーゴーランドに埋め込まれた鏡は違う世界へつながっている向こう側が見えていると思っていたけど、今見ても奇妙に向こう側の世界が見えている気がする。

そしてそんな不思議の世界から飛び出してきた動物たちもいい感じである。

懐かしさに浸りすぎたせいか、子どもたちに宝探しゲームをやらせているうちに自分が楽しくなってきてしまったのだ。。

宝と称した石ころや化石が入った砂袋を購入し、流しそうめんのような川で篩に掛けると宝が浮き出てくるという、子供だましだと思っていたアトラクションだったが.....完全にワクワクしているおじさんである。
これ、、大人版もやってくれないだろうか....篩に掛けるとビックリマンシールとか、ファミコンカセットが出てくるみたいな...←無理だろう

そしてカバーが被さった状態のオブジェか乗り物.....きっと昔は動いていたんだろうな....と思って近寄ると
「こんにちは!!」
と突然喋りだす......と思ったら

無人のお城の消防隊から急に水が出る....我々は本当に謎の世界に足を踏み入れてしまったのかもしれない、、まぁさっきのカバーのかかった乗り物は雨が降っていたので被せられていたことがわかったが...カバーの下から元気が声が聞こえてくる現象ほどホラーのものもない(笑)
そして完全に懐かしさに財布の紐が緩んだ私は、恐竜が住む森へと¥500を払い入ったのだった
ここもまた様々な恐竜の置物が置いてあるだけだろうと思っていたら、動くし鳴くし原寸だしちょっとした迫力があった...↑ティラノサウルスの写真なんて割といい感じのインスタ映えだと思う(笑)
そんなこんなで伊豆の大冒険をしてきたわけだが↓

帰りの車からどうしても気になる犬がいたので写真を撮ってもらったんだが...

こんなシュールな犬....絶対に忘れない、、だからきっと看板としては相当機能していると思う。
総合的に考えて自分が伊豆に求めているものがなんとなくわかってきた、それは
『昭和感あふれる懐かしさと怖さ・奇妙さである。』
次回は是非昔から気になっていた
怪しい少年少女博物館・まぼろし博覧会に行ってみたいものである。
怪しい少年少女博物館:http://ayashii.pandora.nu/
まぼろし博覧会:http://maboroshi.pandora.nu/index.html




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