保育園の迎えはアクション映画だと思った話

そう24 ジャックバウアー さながらのアクションだと思った話。

嫁からの指令

仕事が長引いていたある日、嫁から一本の電話が入る

『私絶対に間に合わなそうだから...保育園のお迎え行ける?』

 

通常娘の保育園へはどちらか早く終わった方が迎えに行くシステムでありその日に限って2人とも仕事が長引くという不運に陥ったのだ。

◆ 私:職場〜保育園:電車とバスで1.5時間ほど
◆ 嫁:職場〜保育園:車で20分ほど
◆ 保育園の預かりリミットは19:00

我々夫婦の職場位置はこんな感じで、嫁からの連絡が17:40...どう考えても19:00ギリギリか間に合わないか...

 

上司の一言

私 『こんな時間でお迎えが間に合わないって言われても絶対無理だから...無理だろ〜って言ってやりましたよ!!』

上司『いや....俺にはそう聞こえなかった...(いやぁ...ちょっと厳しいかもしれないっすねぇ....えぇ...頑張ります....)みたいな口調でクライアントと電話してるのかと思ってた.....』

しまった...夫婦の優劣が見え隠れしてしまった。

 

まぁいい、とにかくイチカバチカ職場を後にしてダッシュで駅へ向かうことにした。

 

(´-`).。oO 想像は思わぬ方向へ

電車に飛び乗り考えた。

(´-`).。oO しかし19:00に間に合わないといったい娘はどうなってしまうんだろうか.....

(´-`).。oO 『○○ちゃん19:00になったから先生たち帰るので、お外でパパとママが迎えに来るの待っててね、動いちゃダメよ。。』

(,,゚д゚) まさか...そんなことになったら....

そして想像は膨らみ......

(´-`).。oO 保育園へ着くと独り泣きじゃくっている娘の姿が..

いっいかん...早く...もっと早く動いてくれ電車....

しまっちゃうおじさんそしてますます想像はエスカレートし....

(´-`).。oO どうしようそこへ変なおじさんが来て....いや、しまっちゃうおじさんが現れて娘がしまわれてしまう....

※しまっちゃうおじさんは、アニメぼのぼのに出てくるトラウマ級に怖いおじさんのこと。

どうしよう....日頃から『ご飯食べないとしまっちゃうおじさん来るからね!!』と子供のしつけのネタに使っているつもりが.....自分が怖くなってきてしまった.....もうダメだぁぁぁぁ(T_T)

娘....今向かってるから、待ってろよ!! 絶対に19:00までに行ってやるから!!

 

無情にもバスが来ない...

バスのルート

私がいつも乗っているバスはROOT-B、トトロの塚森かよとつっこみたくなるくらい数本しかない、運良くROOT-Bに乗ることができれば無事娘の保育園まで間に合う....ところが無情にもバスはROOT-A....これが現実である。

この時既に時間は18:40...しまっちゃうおじさん登場まであと20分しかない.....

段々と心のゆとりがなくなり.....降車の際に両替をしている人間にすらイライラし始める....いかんいかん....私は立派な大人である....ゆっくり両替したまえ。

そしてバスはROOT-Aで保育園からだいぶ手前の停留所へ到着...18:54....ここからはもう園まで死ぬ気で走りまくるしかない.....

寒い....

寒くて鼻水なのか涙なのかわからないものが垂れ流しになり息が切れている、これはそう まるで....24だ....私は今ジャック・バウアーになり娘をしまっちゃうおじさんから救い出すため必死に走っている。

もうなにがなんだかわからない。

 

18:57...もうダメだ、娘....すまない....

 

アメリカンヒーロー現る

そう思った瞬間、後方よりものすごいスピードで強い光が現れ、私めがけて急ブレーキで車が横付けされた!!

助手席の窓が開く....

『早く乗って!!』

明らかに嫁の姿である....『絶対に間に合わないから保育園行ける?』と私に指令を出した嫁である。

しかもなんかカッコイイ登場だ.....

身なりは乱れ、顔もグシャグシャになりきった私は『乗れ!!』の言葉に促され助手席へ飛び乗った、車は急発進し無事保育園へ....

 

19:00ジャストだ、遠くに娘の笑顔が見える....間に合ったんだ...よかった....しまっちゃうおじさんは来なかった。

 

もう一人の園児の存在

娘と同じ部屋にもう一人の園児が親を待っている....残念だがしまっちゃうおじさんにつかまってしまうのだろうか.....

 

 

先生『○○くん おかあさんもう少しで来るから一緒に待ってようね〜』

 

 

......そりゃそうだ。。ここは保育園である.....19:00ジャストに外に放り出されたりしまっちゃうおじさんが来るはずもない.....いったい私の心配はなんだったんだろうか。

 

そして訪れる平穏な日常

バラを描かされる

永遠とバラを描き続けろと言う ある一種の拷問。

子供の折り紙

まったく寝なくてどうしようと思った1分後、突然敵に当たりライフゲージを失ったように眠る娘。

 

そして何より気になるのは、『お迎えに間に合いそうにも関わらず』瀕死の旦那を運転席から眺め、ものすごいカッコイイ登場の仕方をした嫁に、いささかな疑問を残しつつ、アクションドラマが終了した。

 

あのカッコイイ登場の仕方は "私が死ぬまでにやってみたい10のコト" に入っていたのに.....

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