ここ数ヶ月間、PCにかじりついて仕事に追われる日々が続いていたせいか、PC作業がウンザリするほど嫌気がさしてしまったため、何かリアルに発見できる物を求めて東京都北の丸公園にある科学技術館というところに行ってみたので、僕の興味のある部分だけですがまとめてみた。
結論から先に言うと、子供は最高に楽しく学べて、大人は『なんとなくこんな仕組みだろう』という気持ちを確信に変えてくれる【物の仕組み・社会の仕組み】をリアルに体験できる施設だったので、僕のような40代のおっさんでも独りで行って大丈夫そうであることがわかった(笑)
科学技術館について

科学技術館は、現代から近未来の科学技術や産業技術に関する知識を広く国民に対して普及・啓発する目的で、1964年(昭和39年)に公益財団法人日本科学技術振興財団が設立した施設である。
公式サイト:https://www.jsf.or.jp/outline/
歴史があるはずなのに、僕はまったくこの施設の存在を知らなかった...なぜなら上野にある国立科学博物館の方が有名だし展示規模も多いと思っていたからである。
ところが、意外なことに体験型【見たり触ったり】で科学技術に触れられるのは、圧倒的に今回紹介する科学技術館の方が楽しいし考えられていることがわかった。
小学生の群れに紛れて見学

今日はここで、今自分が開発中のAIドロイドR8-D5の新しい知見が得られると思い、ワクワクしながら入場! と思った矢先に、何やらものすごく賑やかしい...... 受付でチケットを購入したところスタッフの方に
『今日は14:30まで社会科見学の小学生がいるので、少し騒がしいですが大丈夫ですか?』とのこと、最初は小学生の人数に圧倒されていたが、子供たちが楽しむための施設でもあるので『全然OKです!』ということで、40代のおっさんは独りで小学生の群れに混ざりながらの見学となったわけである。
子供たちが体験しているところを眺めながらの現地見学もなかなか楽しいものである。
2F〜4Fの気になる展示を一挙紹介


1Fは受付やお土産屋さんがあるので、展示のある2Fから見学スタート。
3Dプリンターが大量に稼働しており、ここで作られた3Dプリンターのオブジェは近くにあるガチャで景品が当たる仕組みになっていた、なかなか面白いことを考えるものだ。

他にも羽車の仕組みを自分で回転させながら動きの確認ができるような装置も置いてあったりと、これはなかなか興味深く面白かった。


地味に一生懸命行ったり来たりしているこのドロイド、何かと思えば光の反射の強さで障害物を避けながら進むことができるドロイドらしい。ゆっくりだが着実に進んでいるのがカワイイ。
こういうのは小型化したら人が入れないような排水管のチェックに使ったりできるんだろうな〜、タイヤ周りをキャタピラにしたら色んなところに適応できそうなだ〜、とか一人で考えながら見ていた。


日産が協賛している車に関する展示では、大容量バッテリーの展示が自分なりにちょっと興味深かった。 大容量なのにこんな小型化できるんだな〜という関心と、この仕組みをそのまま縮小したらもっと性能の良いリチウムバッテリーができるのかな〜?とか考えていた。

そして昨今SDGSと言われるだけあって、ちゃんと子供たちに車のリサイクルが具体的にどうやって進むのかをわかりやすく実物の廃棄物を見せながら教えてくれるコーナーもあったりした。


ここの展示は実に興味深く、ちょうど小学生が運転してくれていたので、エンジンの回転から電制御がどうやって伝わっているのかなどを動きながら見ることができた。 そしてエンジンの仕組みを断面図で見ることも!! これはなかなか見られないので僕の中では大変貴重な資料である。


自転車のコーナーでは、正解初の自転車の展示〜現代に至るまでどんな進化を遂げてきたのかをわかりやすく教えてくれている、自転車好きにはたまらない展示だろう。


僕は個人的に自転車の仕組みこそ詳しくない物のレトロなパーツが好きなので、昔のヘッドライトやヘッドマークのエンブレムに興味津々である。






ショーケースには、昔の施錠やヘッドマーク、ヘッドライトの展示が!! これは多分今復活したらすごく人気が出るんじゃないかなと心の底から思っている。 デザインがステキすぎるのだ。


そして、1950年に作られた折りたたみ自転車のパピー号!! これもまた日本の製造のディテールの高さを象徴しているかのような自転車である。 こんなに小さくなるなら現代でも需要がある気がする、ちょっと電車に乗せて遠出した先でサイクリングなんてのも魅力的だろう。

今現代社会の情報がどうやって伝わっているのかをリアルに教えてくれる展示も、なかなか面白かった。


なんとなく理解していた光ファイバーケーブルも中はこんな風になっているんだ!! とか、海底ケーブルも中の芯が細いのにそれをカバーしている周りのパーツが屈強なんだな〜....とか、、

当たり前だが、ケーブルでデータの伝達を行っているんだよ、いろんな規格が存在してるんだよ、などなど当たり前を『やっぱりそうなんだよね』に変えてくれる。


この展示もまた、電気を使わない昔の情報伝達方法ではどんな道具が使われていたのか、僕が生まれるころにはもうデジタルに切り替わる時代だったので、活版印刷もタイガーの計算機も実際には使ったことがないわけで、今のことにとっては『は?嘘でしょ?』っていう感じなんだろうな〜と思う。


電子部品の解説コーナーでは、実際に電気の伝わりを知ることができるブロックがあったり、高圧電流を間近で見ることができたり、音と電気の繋がりを見たりなど、小学生が体験しながら楽しんでいた。


社会のインフラを作っているリアルも知ることができる、トンネルを掘るためのシールドマシーンの断面図の仕組みもあったりと、スケールの大きな物の理解もできるようになっている。


実は本業のサイト制作でもシールド製造を行っている会社のサイト制作を行ったことがあるのだが、やはりリアルに目で見て体験できるというのは大事なんだな〜と再確認。

こちらは巨大クレーンをレーバーで操作しながらボールを拾うという、子供たちに大人気のクレーン体験(笑)子供たちが操作しているのを見ているだけでも楽しい。


これも日常生活ではなかなかお目にかかれない、家電製品を解体してキレイに並べた状態が見られる展示、これはギークな自分にとっては興味深い(笑)家でバラすことはできないので、じっくり観察してしまった。



体験が楽しいので子供たちはパネルをあまり見ないだろうけど、家電製品のプラスチックなどをどうやって分離してリサイクルできるようにするのかというのも、これ以上わかりやすくできないだろうというくらいわかりやすく説明してくれている。
これもまた本業でリサイクルを生業とされている企業のサイト制作も行っているため、大変勉強になった。
2F〜4Fまでをじっくり回った感じだが、正味2~3時間くらいいた気がする....今回紹介している記事ではすべてのコーナーは紹介できていないので、子供と一緒に来ても見応えはかなりある気がする。
冒頭にもお伝えしたが、体験・体感をしながら科学技術を学ぶのであれば圧倒的に国立科学博物館よりも科学博物館の方が楽しいので、是非オススメしたいと思う。


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